明治安田損保の取組みについて
「SDGs関連商品・サービス」の研究・開発
明治安田グループの損害保険会社として、企業・団体のお客さま向けにクオリティの高い総合保障サービスをご提供し、確かな安心と豊かさをお届けすることをめざしており、これは持続可能な社会の実現を掲げるSDGsの理念と軌を一にするものであると考えています。
このような考えのもと、サステイナビリティ経営のいっそうの推進に向けて、SDGsに関連する商品の研究、検討、開発を行なっています。
【 企業向けリスクソリューション®(※)商品 】
- ① お手続きの簡便な「簡易型取引信用保険(スマート取信)」の取り扱いを2022年4月に開始
- ② 「会社役員賠償責任保険(D&O保険)」では、「健康経営優良法人」認定を受けた企業・団体の契約を対象に5%の「健康経営割引」を2022年10月に開始
【 従業員の健康増進支援商品 】
- ① 傷害保険に「熱中症補償特約」「食中毒補償特約」をお客さまの保険料負担なく自動付帯する取り扱いを2022年4月に開始
- ② 団体長期障害所得補償保険(LTD)の「精神障害補償特約」の補償範囲を2023年4月に拡大
今後も、企業・ 団体の持続的成長に貢献するため、SDGsに資する商品開発に注力してまいります。
※「リスクソリューションⓇ」は明治安田損害保険株式会社の登録商標(商標番号:4629633 号)
保険金支払関連システムの高度化によるペーパーレス化の推進
保険加入から保全・支払までの「お客さま満足度」の向上をめざして、デジタル技術の活用による業務品質の向上、業務効率化に取り組んでいます。
従来、お客さまから当社への事故のご連絡はFAXや郵送で行なわれていたため、お客さまの負担軽減に加え、紙ベースの資料削減が課題となっていました。このため、いつでも・どこでもWeb上から簡便に事故のご連絡が可能となる『Web事故連絡システム』を新たに構築し、2023年11月からお客さまにご利用いただいています。本システムはお客さまからのご要望も多く、現在、企業・団体のお客さまへ順次拡大を推進しています。
また、2024年3月には、傷害保険の少額のご請求について、事故の連絡から保険金の請求までWeb上で完結する『Web保険金請求システム』も開始予定であり、これらのデジタル化の推進により、いっそうのお客さまの利便性向上とペーパーレス化に取り組んでまいります。
省エネ・省資源の取組み
事業活動のあらゆる面において地球環境との調和を図ることで、持続可能な社会の実現に貢献するため、「環境方針」を策定・公表し、環境保全の取組みを推進しています。
省エネルギーの取組みとしては、毎年夏季(7月~9月)と冬季(12月~3月)を統一の節電期間と位置づけ、室内温度の調整(夏季28℃、冬季20℃)、昼休み・不在時等の消灯・減灯、上下2階の階段移動等を行なっています。あわせて、節電に関する社内ニュースの発行、節電アイディアの応募等により、意識向上を図っています。
また、省資源の取組みとして、当社の事業特性からペーパーレスに注力しており、資料・帳票等の削減・電子化、OA用紙使用量の削減、業務のデジタル化等を推進しています。
これらの取組みの効果により、当社のCO2排出量(スコープ1・2)は基準年の2013年度と比較して約3割を削減することができており、2030年と2050年のグループベースの目標達成への貢献に向けてさらに取組みを進めてまいります。
健康経営の推進(健康優良企業「金の認定」)
従業員の健康保持・増進に向けて、明治安田生命健康保険組合と協力し、「健康優良企業認定制度」にかかる「健康企業宣言」を行ない、健康経営および健康づくりの取組みを積極的に実施しています。
具体的には、明治安田グループ一体の取組みである「みんなの健活プロジェクト」の一環として、ウォーキングの推進および健康年齢の若返りに向けた健康増進意識の向上に取り組んでいます。加えて、代理店のみなさまの健康増進にも貢献すべく、代理店さまと協働したウォーキングイベントも毎年実施しています。
また、健康増進意識の向上については、健康づくりに関する情報発信やセミナーの開催、禁煙の推進等を実施しています。
2023年3月30日に健康企業宣言東京推進協議会より、健康経営に積極的に取り組んでいる企業として、健康優良企業「金の認定」をいただきました。
今後も引き続き、従業員や代理店のみなさまの健康保持・増進に向けて、取り組んでまいります。